最近仕事がヒマである。
そんな時は、冬眠中のクマのごとく、
じっとしているのが正解なのだろうが。。。

残り少ない人生を思うと、
じっとしてるなんて、モッタイナイ。
大いに飲んで食って…が、きなこ的には、正解なのだ。

というわけで、今日はいつもと違うエサ、じゃなかった、ゴハンを求めて、
代々木駅の先のエリアを歩いてみた。
少し歩くと、「お弁当は売り切れました」との貼り紙。

もしかして、ここかな?…と店の中に向かう。
ライブをやる店、と、何かのブログで見たのだ。が、う〜ん、暗い。
入口真っ暗、地下に降りる階段も、暗くて足元がよく見えない。

やってるのかな?と思いつつ…ドアを開け…
こりゃ懐中電灯が要るワイ。洞窟探検だな…と思いながら、慎重に降りる。
が、中に入ると、あ、いいじゃん!!

店の中央には、グランドピアノが、ドン!
奥のカウンターにはお酒が並んでキラキラ。
ほぼ中年過ぎと思われる2組ほどのお客さんたち。

グランドピアノ横のちっこいテーブルに案内されたが、
ここ、結構いい席だ。スピーカーの前だ。
といっても、音量かなり控えめではあるが。

早速、ランチのハンバーグを注文した。
ワンプレートランチで、コーヒー付き。おかわりできる。わりと美味しい。
入口にあったスケジュール表を見ると、毎晩ライブがあるようだ。

ゴハンを食べ終わったところで、店のお姉さんに聞いてみた。
この“NARU”という店名、昔、御茶ノ水にあった
NARUというお店と何か関係がありますか?

すると、まあ、何ということでしょう。
御茶ノ水の店、まだありますよ、姉妹店です、という答え。
実は、きなこが50年程前に、生まれて始めて入ったお店がNARUなのであった。

友人に連れられて、御茶ノ水の“NARU”で、ジャズのライブを聴いたんである。
それも、かの山下洋輔トリオ。
んまあ!強烈だった〜ワ〜!!

一番前の席だったから、折れたドラムのスティックがバンバン飛んでくるは、
ツバは飛んでくるは、ピアノは今にも壊れそうだったわ。
店を出てから、3日間くらい耳が聞こえんかった。

が、その後すっかりジャズにハマってしまって、
食費を削っては、ピットインなどのジャズ喫茶を巡っておりました。
今は昔の古き良き時代の話でゴザイマス。

それから時代は下って、90年代以降の、
JASRAKによる取り締まり強化によって、
ジャズ喫茶はことごとく潰れてしまった、と思っておった。

ところがどっこい、こうして生き残っておるんだね。
JASRAKの一斉攻撃により、ジャズ喫茶が壊滅させられたのではなく、
きなこが、その頃、生クラシックに180°方向転換したんであった。

ところで、今日のNARUの店内では、
ハービー・ハンコックのMaiden Voyage、ジョン・コルトレーンのBallads、
ソニー・ロリンズのSt.Thomas…等々、懐かしい名曲が流れていた。有線かな?

こんどは、夜の生を聴きに行こう。高いけど…。