3年前から自己流で弾いていた電子オルガン。
ここんとこちょっとヒマになったので、
足鍵盤を習いに行こうかと思い立った。

もともと手指のリハビリ用に買ったものなので、
弾けなくてもいいのだが、
全く弾けないというのもモッタイナイ。

そこで「オルガン教室」で検索してみた。

45分・月2回。12,000円…というのが普通のようだ。
高い。。。
ビンボーきなこには無理だ。。。

と思ったが、さらにしつこく検索してみた。
すると、教会でパイプ・オルガンを教えてくれる所が見つかった。
しかも安い。1回3,500円。

ホントかな〜、
夢みたいだなぁ〜と思いながら、
若干遠いが、先月末、初めて話を聞きに行ってみた。

教会の中に入ると…
お~、あった〜!!!
すごい!!
本物のパイプ・オルガンだ!!

コンサートホールにあるのと比べると小さいが、
音はまさしくパイプ・オルガン。
天から降ってくるような、
いや、神さま仏さまを信じていないきなこであるからして、
大気圏の上の方から、あるいは、
宇宙の彼方から降り注いでくるような、壮大な風の音だ。
(宇宙に風はないか。でもこれはまさしく風の音だ。)

弾きたい曲の楽譜を持ってきて下さい、と
言われていたので、
バッハの、「Ich ruf zu Dir, Herr Jesu Christ (BWV639)」を持って行った。
音符によみがなを振って、ピンクのマーカーで
黒鍵に印を付けた、まさに自己流“ドシロウト”の楽譜である。

曲は、大変に美しい。
映画「SOLARIS」に使われた曲だ。
スタニスワフ・レムの小説も、
惑星そのものが知能を持つという、
そこには2つの太陽がある、という驚くべき発想の作品。
「2001年宇宙の旅」と同様に哲学的な映画である。
だから、ゆったりした静かな「Ich ruf zu Dir, Herr Jesu Christ」がぴったりだ。

ついでに最終的には「フーガ ト短調 BWV578」を弾きたい
…と、先生に言ってみたら、
大丈夫ですよ、と言われたので、ほっとした。
(実は、笑われるかと思った。。)

で、その時に、オルガンを弾くには「オルガン・シューズ」が
あった方がいいです、と言われ、
初めて、この世に「オルガン・シューズ」なるものが
存在する事を知ったきなこであった。

…どうしたかって?

買いましたョ。
だって、生まれてはじめての「習い事」ですから。

その靴と楽譜を持って、先週、最初のレッスンを受けてきました。
いい音だったなぁ〜♪

「60の手習い」ならぬ「64歳の足習い」なのでございますョ。
フフフ、毎月1回、楽しみだね。