17.4.10. 多摩の花 3. カタクリ

この季節の楽しみのひとつが「カタクリの花」だ。
神奈川県にある「城山カタクリの里(個人所有)」では山林一面に
カタクリや、たくさんの山野草が楽しめる。
桜や桃やミツマタやヤマブキやツツジやコブシやボケなども一斉に花開く。
百花繚乱とはこのことか。

1ヶ月ほどの期間限定。
昨日は、臨時バスが運行される最後の日曜日だったが、あいにくの雨。
そのおかげで、例年は行列ができるバスも園内も、
“親分”と“きなこ”のほぼ貸切状態。

カタクリの花は、山の斜面一面にいっぱい咲いていた。
その数30万株! 紫のカタクリはそろそろ終わりに近い。
花が咲き始めてから、1週間ほどで咲き終わるという。
カタクリは、下向きに花が咲く上、
雨の日は閉じている花が多いので、写真が撮りにくい。

カタクリからは、昔は球根を砕き水にさらして片栗粉を作っていたという。
(今は、じゃがいもの澱粉などから作る)

タネから発芽して7〜8年くらいまでは、1枚の葉だけをつけ、
2枚目の葉が出てから花をつける。
その間、毎年下に新しい鱗茎を作り、鱗茎に養分が蓄積されていく。
開花までには7〜8年を要し、その後10年ほどで一生を終える。
(〜小さな園芸館)

多摩地域では、他にも「都立長沼公園」で3月の2日間、
カタクリ観察会が行われ、ボランティアが説明をしてくれる。

【カタクリ(片栗) Erythronium japonicum】
多年草
生育地:山林の中(北向きの斜面)
開花期:3〜4月
高さ:10〜15cm
〔ユリ科カタクリ属〕

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