写真と花が好きな友人(親分)から、2〜3日前に
不思議な写真がメールで送られてきた。
きれいな写真が撮れるたび送ってくれるので、毎回楽しみにしている。
今回の、その写真は真正面を向いた花の形があまりに整いすぎて、
今まで見た事がなく、“造花”みたいだった。
……例えが良くないな…。
ピンクの花弁を幾重にも重ねあわせた、実にきちんとした上品な造りなのだ。

これは何?と聞いたら、「八重の椿」だと返信が来た。

椿ってこんなイメージではなかった。
椿というと強烈な赤い花びらで、真ん中に大きな黄色い雄しべ、というイメージだ。
花が咲き終わると、花ごとドサッと地面に落ちる。
昔から「首が落ちる」のを連想させるので、縁起の悪い花だと思っていた。

しかし、調べてみると、茶道や華道の世界では、
〈茶席を飾る最高の花〉とされている。

今日、早速御苑に「八重の椿」を探しに行った。
宝探しの感があり、少しわくわくする。

椿は今の時期、日本庭園の周りとか、その先の森の中とか、
外周の立入禁止の菊栽培所の塀に沿ってたくさん咲いている。
あまりにたくさんありすぎて、説明看板がどこにあるのか、あるいは無いのか。。。

とりあえず日本庭園を抜けて、新宿門方向に行くと意外とすぐ目の前に花があった。
「椿」とは書いてないが、多分これだろう。葉っぱは椿だし。
樹高はかなり高く、年齢を経た木だ。下から枝が分かれて左右にせり出している。
大きな木だが、有難いことに、目線の高さにたくさん花が咲いていた。

友人が送ってくれたのは、もっと上品な花だが、
それは、写真の腕にもよるわけだし…。

ツバキ (椿) Camellia japonica 〔ツバキ科ツバキ属〕
常緑中高木で、光沢のある濃い緑の葉をもつ。
樹高:5〜10m
花色:赤、ピンク、白、複色
花期:11月〜12月、2月〜4月
原産地:日本、中国
野生種をもとに多くの園芸品種が生み出された。
椿油は種子(実)を絞った油。食用油、整髪料として使われている。
(〜みんなの趣味の園芸、ヤサシイ園芸)

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