今日は陽はぽかぽかだが、
風が強くゴ〜ッと音を立てて木々を揺すっている。
千駄ヶ谷門から右手ツツジ山をまっすぐ降りて、下の池へ。
ちょうど「シダレザクラ」が満開である。

その少し先、広場へ向かう手前にいろんな桜が植えられている。
その中に「タカトオコヒガン」が4本ほど咲いている。
まだ若木のようだ。
右手には、大きな「陽光」が1本満開である。
「陽光」は苑内の他の場所にも植えられている。

広場を抜けて玉藻池の方へ降りると、
1本の大きな「タカトオコヒガン」が今、ちょうど満開であった。
池に垂れかかるように咲き、和風の情緒が満喫できる。

「タカトオコヒガン」は薄いピンク色。ソメイヨシノより小ぶりで色が濃い。
小彼岸桜の変種で、長野県伊那市高遠町固有の桜。
新宿御苑が江戸時代、高遠藩主内藤家の下屋敷であったことにちなみ、
この桜が贈られた。玉藻池は、内藤家の屋敷跡の面影をとどめる庭園。
大木戸門から入ってすぐ、休憩所の前に玉藻池がある。

「愛媛県の桜栽培家の高岡正明氏によって作出された、オオシマザクラとエドヒガンの交配種「アマギヨシノ(天城吉野)」にカンヒザクラを交配して作られた栽培品種。」(御苑ホームページより)
「元教師だった高岡さんは、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼む鎮魂の旅に出た沖縄で寒緋桜(カンヒザクラ)と出会い、この桜が生まれることにつながったという。改良25年にして作出された陽光桜を、作者は「平和のシンボル」として各地に贈り続けた。」(花図鑑より)

高遠小彼岸(タカトオコヒガン)
TAKATO-KO-HIGAN Cerasus × subhirtella ‘Koshiensis’
[バラ科サクラ属]

陽光(ヨウコウ)
YOKO Cerasus ‘Yoko’
[バラ科サクラ属]

写真上から、シダレザクラ、タカトオコヒガン(2枚)、陽光(2枚)

170322_しだれ桜_IMG_1083

170322_タカトオコヒガン_IMG_1109

170322_タカトオコヒガン_IMG_1119

170322_陽光_IMG_1101170322_陽光_IMG_1093