春の訪れを真っ先に知らせてくれる、7〜8mmの青紫色の小さな花。
今年は2月26日に道の端にたくさん咲いたが、
その後の寒さでまた花を閉じていた。
昨日3月20日は、暖かな春の光で川の土手一面に咲いていた。

花びらは薄い青紫色、瑠璃色の筋模様が入り、
中心部は白色、さらに真ん中は黄緑色の美しい花。
2本の雄しべと1本の雌しべがある。
日があたっている時だけ開く。
葉は、縁に浅い鋸歯。茎の下部では対生、上部では互生。越年草。
都会のど真ん中でも山や野原でも、下を向いて歩けばどこにでも見られる。
原宿竹下通りのそばの土にも、コンクリで塞がれるまでは毎年咲いていた。

「大犬の陰嚢(ふぐり)」とはかわいそうな名前だが、
花の後につく実が2つ並んでいる様子からついた名前で、
可憐な花の姿を表したものではない。
明治初期に日本に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物。
別名は「星の瞳」「瑠璃唐草」「天人唐草」
〔ゴマノハグサ科 クワガタソウ属〕 Veronica persica
(参考:四季の山野草、みんなの花図鑑)

※「多摩の花シリーズ」開始しました!
新宿御苑が休みの月曜日に掲載予定。
第1号はもちろん、きなこの大好きな花、オオイヌノフグリ。

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