昨日テレビで「宇宙葬」の話をやっていた。
小さな一辺5cm位の金属のキューブに数百人の遺骨(灰)を詰めて、
ロケットで宇宙に打ち上げ、そのキューブを放つというもの。

しかし、である。
宇宙と言っても、地球外の宇宙ではなく、大気圏外を周回するのである。
これって「宇宙ゴミ」になるのではないかい?

昨日の番組の、取扱会社の人の説明だと、
地球を周回した後、落下する時に燃え尽きるので安全ということだ。
でも、これも、待てよ?である。

「質量保存の法則」とかいうことを、
50年くらい前に中学校(小学校?)の授業で聞いたことがあり、
普段、人の話に感動しないきなこも、この話にはいたく感動した。

モノを燃やしたら、そのモノは無くなったように見えるが、
本当は、煙になったり灰になったりしていて、
原子的(最小粒子的)には燃やす前後で総量は変わらない、という法則。

(ブラックホールから宇宙が誕生したことを考えると、
その法則は、現在では間違ってるのかもしれないけど、
“お勉強”分野からは遠く離れてしまったワタクシ、最新事情はワカラン。)

ま、言いたいことは、宇宙ゴミは宇宙ゴミであって、
結局燃えて無くなったように見えても、
形を変えて大気圏を汚染しとるんでないかい?…ってこと。

現在、数万個だかもっとそれ以上だか、とにかく数千トンの宇宙ゴミが、
地球の周りを周回しているという。これ以上増えるのは、どうなの??
宇宙葬は、人類が別の天体に行くようになってからでいいんじゃない?

いや、そんな細かい宇宙ゴミの話でなくても、
その小さなキューブが、宇宙船にぶつかったら、えらい惨事になるよ。
交通事故で亡くなった方が、宇宙でも衝突事故にあったら、シャレにならん。

宇宙葬の申込をした方の一人は、亡くなった娘さんの遺言なのだそうで、
空を見上げるたびに、そこに娘がいると思うと救われる、との話。
…その想いや良し、だが、単純に宇宙に“ロマン”を求めるもちょっとなぁ。

かく言うワタクシきなこは、樹木葬に申込済。
土に還り、雑草の栄養のつぶつぶとなりたいのだ。
タンポポとかオオイヌノフグリの花を咲かせたい。(花、咲くか!?)