日曜日の午後、「洞窟おじさん」というドラマを見た。
2話続けてやっていたので、以前のドラマだろう。
たまたまタイトルにつられて見たら、これがとても面白かった。

小中学校の頃に、親から酷い虐待を受けて、
学校でも仲間はずれにされ、行き場がなくて家出した少年。
犬のシロと一緒に山に入り、洞窟を根城にした。

最初のうちこそ、この子いつまでも髪の毛が伸びないなあ…、
などと、またしょうもないことが気になったが、
すぐに話に引き込まれていった。

究極の貧乏育ち、どん底の悲惨な少年期…というと、ついつい
なんだか、「永山則夫」と重ねて見てしまうが、そんな悲惨さはない。
山の中で自分で工夫して、イノシシやマムシを捕まえて食べる。

そして、青年になった彼は、ある時、優しい農家の夫婦に遭遇する。
彼らは汚い洞窟青年を、風呂に入れご馳走してもてなす。
戦争で亡くした息子の代わりに、と申し出るが、それを断りまた山に戻った…。

その後、山を知り尽くしている彼は、
山菜やランの花を取ってきて売るが、騙されていたことがわかり、
自殺しようと樹海に行く…。

泣き笑いあり、とにかく面白くて可笑しい。
そう言えば…、ずっと前に誰かに「洞窟おじさん」という本が面白いよ、
と教えてもらったような気がしたが、うん、たしかに面白い。

「ほぼ実話」だそうだ。
あと2話ある。
来週が楽しみだね。