昨日は朝起きてテレビをつけてびっくりした。
どの局も画面左上に赤ベタ白字で緊急速報と出ていた。
障害者施設で恐ろしい事件が起こっていた。

犯人はなにを思ったか知らないが、
それにしても卑怯な、卑劣な、凶行だ。
全く抵抗できない人を次々に刺していくなんて。

「障害者は生きていても意味がない」、なんてよく言えたもんだ。
誰もが、いつ事故や病気で障害者になるかもしれないのに。
知的障害だって、知的障害に生まれたくてそうなったわけじゃない。

「安楽死」させる、と言っているようだが、
「安楽死」は自分で選ぶものだ。
人に言われることではない。

「障害者排除」という狂った思想が、伝染しないことを願う。
第二次世界大戦時、ドイツで数百万の大量虐殺が行われた前に、
密かに国家レベルで「障害者排除」が進められていたという。

バスで運んできた障害者(知的・身体)を
部屋に押し込んで一気にガスで殺した。
そのノウハウがユダヤ人大量虐殺に使われた。

その殺人には普通の医師たちも加担していたという。
が、そんな狂気の中でも、勇気ある人は反対運動を起こし、
「障害者虐殺」は消えたが、その後ホロコーストの嵐が吹き荒れた…。

今回はたったひとりの狂人が起こした事件。
その主張に共感する人間が、
今後一人たりとも出てこないことを強く願う。