7/17(日)に、国立西洋美術館が
世界遺産に決定したとのニュースが流れた。
うん、おめでとう。

と言っても、お〜ッ! ついに〜! という感慨はあまり浮かばない。
ル・コルビュジエ建築の、7カ国・17施設のうちの一つだし。
国立西洋美術館にはよく行ってたけど、建物を意識したことはなかったし。

建物自体の存在感という点からは、
槇文彦さん設計の東京体育館とか、
西洋美術館向かいの、前川國男さんの東京文化会館とかの方がインパクトが強い。

でも、名画を展示する建物としては、国立西洋美術館の
これ以上ないくらいのシンプルさがいいよね。
究極の “品格” とでもいうのかな。

若いころ(40年以上前)には、しょっちゅうお世話になっていた。
上野駅のすぐ近く、建物自体はそんなに自己主張してなくて、
周りに溶け込むようにちょっと引っ込んでそこにある。

たしかあの頃、常設展が学割で100円だったかな…。
企画展はそれなりに高かったから、
あんまりそっちは行かなかったけど。

そうなんです。
実は、しょっちゅう“涼み”に行ってたんです。
昔はアパートにエアコンなんてなかったからね。

東京国立博物館の方も涼しいのですが、
ミイラとかが展示してあって、
ちょっと涼し過ぎかな…。

やっぱり日常的に涼むには、
国立西洋美術館の方が適してます。
常設フロアの方はゆったりと展示してあるし、人いないし…。

でも、世界遺産に登録されたので、
これからは来る人が増えて、涼めなくなるだろうけど。
今は、家にも事務所にもエアコンあるから、もう大丈夫です。

一番良い点は、世界遺産に登録されたからには、
ちょっとやそっとでは壊せないだろうって事。
保存が難しい、とか何とか言って大切なものを簡単に取り壊す世の中だ。

一例をあげれば、実に味のあった表参道の同潤会アパートを壊し、
歴史ある温かい素晴らしい景観をぶち壊しにしてしまい、
味もそっけもない高級店の並ぶ通りにしてしまったこと。

ああいう取り返しのつかないことをしたヒトビトがいた事を考えると、
国立西洋美術館が世界遺産に登録された事は、
ほんとにホントに本当に、素晴らしいことです!!

おめでとう!!!