先月末、井の頭自然文化園のゾウのはな子が69歳という
国内最高齢で亡くなった、というニュースが流れた。
日本にやって来て66年間、
狭い動物園の囲いの中で、ずっとひとりぼっちだった。
かわいそう…。
はな子にとっての一生はなんだったんだろなぁ、と思う。
66年間、自分と同じ仲間を一度も目にすることなく、
毎日毎日、コンクリートの塀とニンゲンを見て、死んだ。

ゾウを見て、ニンゲンたちは喜んだが、
ゾウはどうだったのか…。

それから、最近起きたアメリカでの話だが、
動物園のゴリラ舎に3歳の人間の子供が落ちて、
その子を救うために、ゴリラを射殺したという話。
子供がそばにいるのに、銃で撃つなんて、日本ではありえない。
やはりアメリカは怖い国だね。

…という話ではなく、
ローランドゴリラが絶滅危惧種で、
保護が必要というのなら、動物園ではない森の中で保護した方がいい。

昔は動物を身近に感じるために、
動物園があちこちに作られてそれなりに意味を持ったが、
テレビやネット、さらには、
バーチャルの世界も自由に作り出せる今の時代に、
動物園というものがはたして必要なのか、ということだ。

もし仮に、広大な土地、山手線の内側くらいに広大な土地で
自由に動き回ることができる場所があるのなら、
そこに動物園を作るのもいいかもしれない。

ま、でも、よく考えてみたら、
議長席でつかみ合いのケンカをする国会議事堂とか、
お金の無駄遣い的な議員会館とか、
裏取引の場、高級料亭とか、
動物園向きの施設はあるから(あ、ゴメン、動物たち!)
それらの土地を集めれば…。

…という話でもなく、
動物を見たければ、飛行機に乗ってアフリカへ行けばいい。
昔は重要な意味を持った“動物園”も、
今はもう必要ないのでは?
かわいそうな動物たちをこれ以上増やして欲しくないなぁ…

…という話でした。