とりあえず、良かった。
高浜原発の運転中の原子炉停止の仮処分が出た。
地裁の決定だから、今後どうなるかはわからないが。

福島であれだけの大事故を起こしているのに、
今後も原子力発電を続けるなんて、
普通の人間が考えることではない。

原発は発電コストが他に比べて一番安い、と
政府はさかんにアピールするが、
それは事故が起きなければ、の話。

福島の事故でも、「想定外」という言葉がたびたび使われたが、
大事故というものは、「想定外」なことから引き起こされる。
一旦、メルトダウンが起きたら「想定外」では済まされない。

「14mの津波」を想定していなかったように、
「隕石の直撃を受ける」とか「ミサイルが突っ込んでくる」とかは
いまでもおそらく想定していないだろう。

そういうことまで想定して原子炉を作ったら、
「原発は発電コストが一番安い」とは言えなくなるのではないか。
それにもう、使用済み核燃料の保管場所がない!!!

福島の廃炉処理は、順調に行って40年かかるという。
これに何10兆円あるいはそれ以上かかるとも言われている。
うまく進まなければ、それ以上。天文学的数字だ。

現に、すでに汚染水処理がうまくいかなくて、置く場所もなくなり、
薄めて海に流すことも考えていると、少し前に報じられた。
薄めても、そのまま流しても、放射性物質の総量は変わらないではないか!!

以前、2013年のIOC総会で、
「福島の海はアンダー・コントロールだ」と言ってのけた人物がいた!!
その時点でも今でも、全く 「アウト・オブ・コントロール」 だ!!!!!

50年以上も前に、水俣で海に有機水銀を垂れ流して、人を殺していた時から、
日本は何ら進歩していないではないか!
原因物質がわかった後も、暫くの間、企業と政府は垂れ流しを止めなかった。

水俣病の時も、病気の原因が特定できない、と多くの患者が認定から外された。
今回も、福島の子供たちに甲状腺癌が高い発症率で現れている。
これも原発事故との因果関係はわからない、とされる。

福島県の調査で、事故後2015年8月までに、
実に他の150〜300倍もの高い確率で、(普通は100万人に対し1〜2人のところ、
36万人に対し104人も) 子供に甲状腺癌が見つかったそうだ。

帰還困難区域での当初1人あたりの精神的損害への賠償金は700万円、
その後追加されたそうだが、総計でいくらになるのだろう。
これも原発コストに入れてあるのだろうか?

原発があれば、地域が活性化するというが、
それなら、人を殺す前に、
処理費用の何10兆円をあてればいい。

原発爆発で仕事を失った人が多く(数百人)自殺しているが、
その人達は事故で亡くなった人の数には入らないという。
数字にさえ入れてもらえなかった、悲しい人達。。。

どこぞの電力会社の社員で、「今回の事故で放射線の直接的な影響で
亡くなった人はいません。」 と、しゃあしゃあと言った人がいたが、
間接的には多くの人が亡くなっている。

そもそも原発の構造全てを把握している人がいるのだろうか。
現にあの時、東電の人間はあたふたしていたではないか。
実はメルトダウンのマニュアルがあって、3日後には判定可能だったそうだ。

仮に全てを理解している科学者・技術者がいたとしても、
あのような凄まじい爆発後に、冷静・的確な指示ができる人間は
日本に何人いるのだろうか。

そして、事故後その危険な処理作業にあたるのは、普通の労働者。
仕事は期間限定だ。(積算放射能上限がある。)
廃炉まで40年間、人を集め続けることができるのだろうか?

本当に廃炉ができるかどうかもわからないうちに、
原発再稼働なんかやってはいけない!!!
次に爆発が起きたら、小さな島国・日本は終わる。