トルコのイスタンブールで、昨日自爆テロがあった。

4年前…。
初めての海外旅行時、イスタンブールに立ち寄った。
ブルーモスクやアヤソフィア博物館は、外観も内部も大変素晴らしかった。

ブルーモスクはオスマン帝国時代の1616年に創建されたもの。
外観も美しいが、内部も素晴らしい。
イスラム独特の装飾タイルで飾られたドームの天井は、
一日中眺めていても飽きないくらい、それはそれは美しかった。

(ずっと見ていたかったが、ツアーなのでいいかげんに離れなさいっ!、と、
何度も急かされた…。後ろ髪を引かれた…。)

アヤソフィアは東ローマ帝国の時代、360年頃に創建された。
その後何度か火災や地震で壊れたものの再建されてきた。
最初はキリスト教の聖堂であったが、
オスマン帝国の時代にはモスクとして使われた。
その移行時に、それまでのキリスト教のモザイク画の上から漆喰が塗られた。

(その、アバウトな処理が、今になってみると歴史が見えて、良い結果をもたらした。)

20世紀に入って(1935年)、建国の父アタチュルクにより、
アヤソフィアは無宗教の施設=博物館とされて今に至る。
その際に漆喰が剥がされ、壁の一部にかつてキリスト教の聖堂であった名残りが現れた。
つまり、イスラム教とキリスト教、両方の遺産という訳である。

だから、このイスタンブールの歴史地区は、ここだけでも多くの歴史を学べるのだ。

(昔、教科書で読んだ 「東ローマ帝国」、「オスマン帝国」 の歴史が目の前にある。
世界史好きな人や、建物好きなワタクシには、ワクワクするような地である。)

イスタンブールは、コンスタンティノープルと言われた昔から、
東西文明の行き交う場所として栄えた街だから、
宗教も多様(イスラム教徒が多いようだ)、民族・文化も多様な国。
多くの人と物であふれる賑やかなバザールでは、店のお兄さん達が日本語で話しかけてくる。

(…お土産代持ってくればよかったかな…とにかく急いで船に乗ったので…ほぼ No Money…)

とにかく人々は明るく楽しく愉快で、
子供たちの瞳はキラキラと輝いていた。
魅力的な街だった。

その地で昨日、
ブルーモスクとアヤソフィアの間の広場で爆発が起きた。
衝撃だった。