のっけからなんですが、
私、ビンボーです。

いきなりこんなことを言うのは、
昨日テレビで「無届け介護ハウス」という番組を見たからです。
TBSで「下町ロケット」をやっていたから、
ホントはそっちを見ようと思ってたのですが。
両方見るために、「ロケット」を録画しながら「無届け」を見ました。

で、話を戻すと、
ビンボーな私は、要介護状態になったら、
この、「無届け介護ハウス」に入りたいと思ったのです。
特養に入るには、要介護3以上、それに以前ほど安くない。
さらに全国で入居待ち52万人という壁を乗り越えないといけない。
ワタクシ「待てない!」。行列3人以上だと、すぐに諦める。

金のある人には、「有料老人ホーム」という選択肢がある。
こちらは、月々20〜30万円かかる。
さらに、入居時に数百万円〜数億円必要な施設もある。

だから、現実問題として、ワタクシ、どちらにも入れないんですね。

昨日紹介していた「無届け介護ハウス(NHKの呼び方)」。
本来は、高齢者を住まわせて食事や介護などのお世話をする場合には
必ず「有料老人ホーム」の届け出をしないといけないが、
その届け出がされていないのが、「無届け介護ハウス」なのです。
届け出をすると、行政の指導が入り、
スプリンクラーの設置や、「個室」にするなど、多額のお金がかかる。
それは利用者の料金にはねかえる。

話は若干ズレますが、ワタクシ、基本的には「個」が好きです。
だから個室に住めるものならそうしたい。

“個”でなくてもOKなのが判明したのが、実は数年前。
たまたまラッキー!!!なことが起き、
地球一周の船に乗ることができまして、
その時、料金最安の狭い4人部屋でしたが、3ヶ月間意外と快適に過ごせました。
金がない時ゃ、4人部屋でも別にいいのよ、なのです。
相部屋100万円、個室400万円…この場合、もう選択の余地なし!です。

それは介護ハウスでも同じこと。
国の指針通り、全てのホームが個室にされて、高い金を払わねばならなくなったら、
入れる施設がなくなる。それは困る。

昨日紹介してたのは、極端な例として、
“良い”無届け介護ハウス「A」と、“悪い”無届け介護ハウス「B」でした。

「A」の方は、普通の家にベッドを入れた、相部屋だけど良心的なハウス。
テレビの画面からも温かい感じが伝わってきました。
使われていない一軒家に10名位の要介護の方を入居させ、
訪問介護を使い、お世話をしているというもの。
高齢者のニーズに合致しています。
利用料は月々10万円ほど。
施設側には介護保険から一人につき20〜30万円が入るので、
運営は厳しいが、なんとかやっていってる感じ。
画面に映る利用者は、満足そうで、
このハウスに入居したいという希望者は、大勢いるという話でした。

“悪い”ハウス「B」では、介護収入を得るために、要介護高齢者を引き連れて、
各地を点々としていて、なかなか実態が掴めなかったという話。
(こちらは、やっと話を聞けた経営者が、いかにも…という感じでした。)

現在、「無届け介護ハウス」は全国に1941ヶ所(NHK調べ)あるそうです。

で、ですね。ビンボーな私は前述のハウス「A」に住む。
これは決して悲惨ではない。

これが“貧困な”私だったら、悲惨だ。
貧困は、ある程度数値的に表されるから、抜け出しようがない。
なるほどね、こんだけしか年収がないからね。
どうしようもないね、あきらめなっ!と。

さらに、今流行りの「下流老人」と言われたら、さらにイヤだね。
なんか、上の方から見下された感じがする。
(誤解なきよう付け加えておきますと、「下流老人」著者の藤田孝典さんは、
わりといいお顔をされている(=イケメン)ので、嫌いじゃないですよ。)

ワタクシ、「金がない」を楽しんでいるので、
ビンボーではありますが、
上から言われる、「貧困」でも「下流」でもありません。
もちろん「上流」でもありません、念のため。
…(あ、そんなの言わんでもわかってる??)