そんなわけで(?)、今日も宇宙ものです。

今までに見た最も印象深い映画の一つが、「2001年宇宙の旅」。
作られたのが1968年だから、もう50年くらい前のこと。
ワタクシが初めて映画館で見たのは、70年代です。

寝ちゃいました。
気持ち良くて…。

でも素晴らしい映画です。

動物たちがエサをあさっている太古の昔…、
そこに、黒い石の板「モノリス」がド〜ン。それを触った猿達は道具を使うことを覚え…、
争いを始めて……、
猿が動物の骨をポ〜ンと高く放り上げた次の瞬間、画面は一変して宇宙空間に変わる。

…急に画面はゆったりと♪
♪タ、タタタ、タァ〜、タッ、タッ、タッ、タァ〜〜♪(美しく青きドナウ♪)…

時代は、太古から飛んで、月に人が住む時代になっています。
月で発生した異常事態の調査に行った、宇宙服を着た人間達が、
現場で見たものは、強烈な信号を発する黒い大きな一枚の板。「モノリス」、ド〜ン。

そこで、今度は宇宙船が、信号が示すかなたの木星に調査に行く。
その宇宙船内の出来事がコワイんですね。
HAL(ハル)という名のコンピュータが、人間を殺そうとする。

HALのことを怪しんだ二人の宇宙飛行士が、HALに聞こえない場所を選んで話をするのだが、
2人の会話を、HALは口の動きで察知し、次々に乗組員を殺していく。
一人生き残った船長は、HALの回線を一つづつはずして壊す。
HALは子守唄のようなものを唄いながら、壊さないでと哀願するが徐々に壊れていく。

その後、船長は猛烈なスピードでブラックホールのようなものに吸い込まれ…、
宇宙空間には、「モノリス」と、透き通った殻に包まれた赤ちゃんのイメージが浮遊し…。
気が付くと船長はシワシワの老人になっていて…、
どこか不思議な感じの部屋でゴハンを食べている…。

…と、たしか、そんなストーリーです。

「モノリス」は神なのか? つまり神が宇宙を作ったのか? という映画のようです。

音楽は、冒頭、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」。
(この曲はその後、宇宙の夜明けのイメージ曲として定着しましたねぇ。)
宇宙船が漂う宇宙空間のシーンは、ヨハン・シュトラウスのワルツ「美しく青きドナウ」です。
(気持ち好くて、だいたい毎回ここで寝ます。)

キューブリックがこの映画を作った50年前には、
2001年には宇宙を旅する時代になってる、と考えたのでしょう。
「2001年」を遠い未来ととらえたのかもしれませんが、
「2001年」をとっくに過ぎた今、人類はあまり進化しとらんな…。

この映画「2001年宇宙の旅」は、映画館では
同じキューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」と同時上映されることが多かったですね。
ちなみにあの頃、日本映画の名作では、松本清張原作/野村芳太郎監督の「砂の器」が、
「鬼畜」と同時上映されてましたね。

懐かしき映画館の時代。