いつの頃からだろうか、
コンビニで買い物をしてレジに行くと、
袋に、買った商品を入れた後、持ち手をくるくるっと丸めて渡される。

…これが、困るんだよね。
お肉がたっぷり付いているけど弾力性がなくなった腕に、グッと食い込む。
ビールを3缶と1リットルのジュースを買った日には
重たくてしょうがない。

雨が降ってる時など特に、固くクルクル巻きにされた持ち手が腕に食い込み、
その手で、傘を差さねばならない。

…あ、い、て、て、て、…。
家に帰ったら、真っ赤なすじが残ってるんだよね。

なんだろ、コレ。
親切心から? それとも私はデキる店員ですっていう、
なんというか、一種のパフォーマンス?
まさかまさかだけど、「マニュアル」に書いてあるってことはないよね。

わざわざくるくるしてくれたのを、その場で解くのは悪い気がして、
以前は、外に出てから解いていたが、
やっぱりコレ、「小さな親切、余計なお世話」であることを
アピールしなくちゃイカンと思い、
店員さんがくるくるした後、お釣りを用意している間に、
さっと、そのくるくるを解いて、右手の人差し指と中指で、
アイロンをかけるがごとく、きれ〜いに持ち手のシワを伸ばして腕にかける。

そして、ニコッとして、ささっとその場を離れる。

ここで「ニコッとする」というのが大切なんですねぇ。
そうしないと、明らかにイヤな顔をされます。
「せっかく巻いてやってんのに、なんで解くんじゃ!!」…みたいな。

ワタクシ、ニコッ…(くるくるは、いらん!)。
店員、ニコッ…(このオバハンめっ!)。

かくして日々の“攻防戦”は続く……。